飲むだけよりも少し食べたほうがよい
お酒を飲むの我好きな方の中には、呑んでいる時は食べない、という酒豪も多くいます。
しかし、空腹のおなかでアルコールだけを摂取し続けるのはお勧めできません。
というのもアルコールは胃2割、小腸8割の割合で吸収され、空腹になればなるほど、消化管壁にアルコールが吸収されます。
さらに血中に吸収されるとその9割が肝臓で代謝されますが呑みすぎると肝臓も分解しきれません。
こういった飽和状態をさけるためにも、バーではひたすらアルコールだけを飲むよりも、少し胃に何かいれたほうがよい、といわれる由縁です。
体によいおつまみ
胃に何か入っているとそこにアルコールが吸収されますから、アルコールが少し緩和される事になります。
できるならばなるべく消化がよいおつまみを積極的にとって、悪酔いしないように心がけたいものです。
よくアメリカのバーなどでは、酔った客にはハンバーガーを勧めろ、といいます。
これはハンバーガーの肉がアルコールの吸収をしてくれるので
早く酔いがさめるから、という事のようです。
日本でもバーにはちょっとした小腹を満たしてくれるメニューがあることが殆どです。
沢山食べる必要はありませんから、少し淡白質系な物や魚、肉、乳製品といったものを注文して食べるようにしてみましょう。
美味しいおつまみはそれだけでもお酒を進ませてくれ、より一層お酒の味を引き立たせてくれるはずです。
バーでのおつまみ
日本のバーでよく出されているもの、というとイカリングやオニオンリング、鳥の唐揚げといったフライ系のものではないでしょうか。
バーのおつまみの基本は低カロリーで高蛋白です。
お酒だけでもかなり高カロリーで太りますから、おつまみを食べたら更に太ってしまう、という事態を避ける為にもなるべくおつまみ選びは慎重に行いたいものです。
できればお豆腐や大豆製品、チーズ、魚介類や肉を積極的に選ぶとよいでしょう。
夏になるとよくだされる枝豆はつまみの王道です。
様々な栄養素を持っていながら、低カロリーで、おなかも一杯になるのに消化にもバッチリと優れものです。
最近では日本だけでなく、欧米のバーでも枝豆の人気があり、海外旅行した際に外国のバーで枝豆がメニューにでているのをみた、という方も多いはずです。
呑んで楽しむのもよいですが、体調管理をしっかりする為にも、是非胃になにか食べ物をいれて楽しくお酒をのむのがよいでしょう。
バーにとってもアルコールの収入に加えおつまみの収入もあると儲かりますしね。